≪校長室の窓≫ 宮本文昭氏から学ぶ
- 公開日
- 2014/02/15
- 更新日
- 2014/02/15
学校の窓
音楽家・宮本文昭氏の言葉をご紹介します。
大いなるものへの「芯(しん)」
以下、宮本氏の言葉です。
最近、指揮者としての活動が増えて、
改めて音楽の「芯」に触れる機会が多くある。
ひとたび舞台に立つと、自分は、一音を発することなく、
百人のオーケストラと千人からの観客の狭間(はざま)に立たされる。
後戻りはできず、その瞬間瞬間を完全燃焼、
生き切るしか道はない。
今この時!
を突きつけられると、
音楽の芯、
自分の生き様の芯を、捉え続ける以外なくなる。
そんな瞬間に、想像もつかないほどの大いなる何か、
を感じさせてもらい、
音楽冥利(みょうり)に尽きると思っている。
(写真出典 Yahoo!画像)