≪校長室の窓≫ 田部井淳子氏から学ぶ
- 公開日
- 2014/02/07
- 更新日
- 2014/02/07
学校の窓
田部井淳子(たべいじゅんこ)氏は、日本の登山家です。
女性として世界で初めて、世界最高峰エベレストおよび
七大陸最高峰への登頂に成功したことで知られています。
その田部井氏の言葉をご紹介します。
「すべて基本は平常心」
山では、予想外の危険にさらされることがあります。
パニックに陥ることも。
そんな時こそ、リーダーは「平常心」で、
明るくしていなければなりません。
リーダーがパニックになったら、隊員はもっと大変です。
内心は動揺していても、顔には出していけない。
田部井氏は、よく「騒ぐなーっ」と一喝するそうです。
騒いでも解決はしない。
なら、冷静になって他の選択肢を考えた方がいい。
さらに、「選択肢の幅を広く持っているほど、難局でも、
明るく前向きに受け入れられる」とも、言っています。
一口に「平常心」と言いますが、
その場限りのことではないのですね。
「いざという時の選択肢」を懐に入れておく生活を
心がけることが大切ということです。
(写真出典 Yahoo!画像)