2学期終業式 校長式辞
- 公開日
- 2013/12/20
- 更新日
- 2013/12/20
学校行事
今日で2学期が終わります。
振り返ってみますと、
2学期は、「野外学習」「体育大会」「30周年記念式典や記念行事」「文化祭」
「ジャンプ大会」など大きな行事がありましたが、
皆さんの努力によって、全てが“大成功”だったと思います。
皆さん、本当によく頑張りました。
明日からいよいよ「冬休み」が始まります。
年末年始を挟むということで、生活リズムが乱れがちですが、
起床時間・就寝時間など、ぜひ“規則正しい生活”を心がけて下さい。
また、新年を迎えるに当たって、
それぞれの家庭で、大掃除など色々な仕事があると思います。
家族の一員として、しっかりとお手伝いをしてほしいと思います。
石中生一人ひとりが、充実した冬休みを過ごしてくれることを期待します。
さて、3年生の皆さん。
この冬休みは、進路に向けていよいよ「正念場」ですね!
昨年度、先生はこの場で、「為せば成る!」というお話をしました。
覚えているでしょうか。
先生は、38年前の高校受験のつらさを、今でも鮮明に覚えています。
先生の部屋は、2階にありました。
勉強で目が疲れた時などは、ベランダに出て、よく冬の星座を眺めたものです。
先生はオリオン座が大好きでした。
また、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオン、
おおいぬ座のシリウスがつくる壮大な「冬の大三角」を見るのも大好きでした。
冬の夜空を見て、自分自身に言い聞かせていたことがあります。
それは、
「この大宇宙に比べれば、僕の苦しみなんて“ちっぽけ”なものだ」
「この夜空の下で僕と同じように苦しんでいる人がいる。
僕一人じゃないんだ!みんな頑張っている!だから僕も頑張らなければ!」
ということでした。
そこで、今年の言葉は、この言葉です。
「自分に勝つ!」
これは、
「眠くなってしまう自分に勝つ!」
「サボりたくなってしまう自分に勝つ!」
「くじけそうになってしまう自分に勝つ!」
「負けそうになってしまう自分に勝つ!」
など、「弱い自分に勝つ!」という意味です。
“敵は己の心の中にある”のです。
また、「冬来たりなば 春遠からじ」という言葉があります。
必ず春は来ます!幸せはゆっくりと必ずやってきます!
でも、今は、まさに厳しい寒さの中で、じっと耐える時なのです。
そんな3年生に、この歌を贈りたいと思います。
アンパンマンの「生みの親」で、
漫画家・絵本作家の やなせ たかし さんが書いた詩を合唱曲にしたものです。
聴いてください。(曲をかけ、歌詞をプレゼンで投影)
しあわせよカタツムリにのって 詞 やなせたかし
しあわせよ あんまり早くくるな
しあわせよ あわてるな
カタツムリにのって あくびしながら やってこい
しあわせが きらいなわけじゃないよ
しあわせに あいたいが
いまはまだ つめたい風の中にいよう
熱い涙を こらえていよう
しあわせよ あんまり早くくるな
しあわせよ いそがずに
カタツムリにのって ひるねしながら やってこい
しあわせよ カタツムリにのって やってこい
※合唱曲は、ココをクリックしてください。
3年生のみなさん、ぜひ頑張ってください!心から応援しています。
1・2年生のみなさんも、勉強・部活、全力で頑張ってくださいね!
3学期の始業式で、
また元気な皆さんとお会いできることを楽しみにしています。