≪校長室の窓≫ 柿沼康二氏から学ぶ
- 公開日
- 2013/12/18
- 更新日
- 2013/12/19
学校の窓
3年生の皆さんへ
人より1枚でも多く書いたヤツが最後に勝つ!
これは、書家でアーティストでもある柿沼康二(こうじ)氏の言葉です。
以下は、柿沼氏が書かれた文章です。
「お前は二代目(父親も書家)だから、
人の5倍くらい勉強しないとダメだ。」
師・植松一條の門を叩(たた)き、兄弟子から最初に言われた言葉である。
腕では負けても、枚数だけは誰にも負けてたまるかと、
1日15時間、筆を持ち続けることも少なくなかった。
そんな日々が10年ほど続いた。
ある日の稽古で、兄弟子が私に言った。
「枚数の柿沼だな。」
「でも、数書きゃーいいってもんじゃねえーぞ。」
その様子を見ていた師が言った。
「人より1枚でも多く書いたヤツが最後には勝つんじゃ…。」
「質より量」
質は、狙(ね)らうものではなく、
量をこなした結果、質が導き出される。
今も変わらぬ、私の心構えである。
3年生の皆さん、いかがですか。
勉強も、問題の数をこなした人が、必ず勝つのです。
いよいよ、勝負の「冬休み」が近づきました。
とにかく「数」をこなしましょう。
こなした量が、「真の学力」という「質」へと変わるのです。
努力は、決して裏切りません。
頑張って下さい。応援しています! 校長 堤 泰喜
(写真は公式HPより)