≪校長室の窓≫ 中学生で出会っておきたい詩
- 公開日
- 2013/12/11
- 更新日
- 2013/12/11
学校の窓
今日は、谷川俊太郎さんの詩を紹介したいと思います。
そのこ
そのこは とおいくににいる
そのこは ぼくのともだちじゃない
でも ぼくはしっている
ぼくが ともだちとあそんでいるとき
そのこが ひとりではたらいているのを
ちきゅうのうえに はりめぐらされた
おかねのくものすに とらえられて
ちょうちょのように そのこはもがいている
そのこのみらいのために なにができるか
<解説>
上の詩は、今日の中日新聞(朝刊)の「中日春秋」に掲載されていました。
最新の調査によると、小学校に通えない子どもは、世界で5,700万人。
また、5歳から17歳の1億6,800万人の子どもが、
危険な仕事をさせられているといいます。
私たちに、できることは何でしょう。
まず、私たちが「幸せ」であるということを「自覚」することが大切です。
そして、「できることは何か」を真剣に考え、実行しなければなりません。
私は、今日、ユニセフが行っている「フィリピン台風緊急募金」に、
募金をしたいと思っています。