開校30周年記念式典 校長式辞
- 公開日
- 2013/10/31
- 更新日
- 2013/10/31
学校行事
式辞
菊の花の香りが漂い、本格的な秋の訪れを感じさせる今日のこのよき日に、
春日井市長伊藤太様はじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、
ここに、本校「開校30周年記念式典」を挙行できましたことは、
誠に喜ばしい限りであり、心より感謝を申し上げます。
開校して30年。
本校は、その時々の生徒や教職員、
そして保護者・地域の方々、関係機関の方々など、
多くの人々のご努力とご支援によって支えられ、発展してきました。
こうした方々のご労苦があったからこそ、
30周年を迎えることができたことに対し、
改めて深く感謝を申し上げる次第であります。
私自身、校長として、この節目の年を迎えるに当たり、
身の引き締まる思いと同時に、
責任の重さをひしひしと感じております。
ここに30周年を祝して「記念」するということは、
過去を振り返り、現在の「在り方」を今一度確認するとともに、
将来への「抱負」と「決意」を新たにするという意義があると思います。
この学校を築き上げてきた人々の
「こんな学校であってほしい」「こんな学校にしたい」
という切なる願いに思いを馳せ、
その足跡に感謝しながら、
「今自分達はどうあったらよいのか」
「これからの石尾台中学校をどう創っていったらいいのか」を考え、
一歩踏み出す機会にしたいと思います。
また、30周年の喜びを、ここにお集まりの皆様と共有し、
「絆」をさらに深めて参りたいと思っております。
本校に学ぶ生徒は、現在417七名ですが、
「創造・強靱・実践・敬愛」の校訓のもと、勉学・運動に一生懸命励み、
本校の伝統と校風をしっかりと受け継ぎいで、日々頑張っております。
来校される方々からいただく
「挨拶がしっかりできる気持ちの良い中学生ですね!」という評価は、
日頃の石中生の落ち着いた生活態度の表れです。
また、部活動も非常に活発ですし、
生徒会活動・ボランティア活動も充実しています。
本当に活気のある「良い学校だな」と自負しております。
今日この日、式典に参加している生徒の皆さん!
皆さんには、石中生としての「誇り」を胸に、
本校の校風をさらに発展させ、素晴らしい伝統を築き上げていくために、
そして、
「地域に愛され、地域に貢献できる石尾台中学校」を創り上げていくために、
みんなで一丸となって、努力をしていってほしいと願っております。
さて、社会は急激な変革を遂げております。
ここに学ぶ生徒は皆、
この21世紀をたくましく生き抜いていかなければなりません。
私は、「どのような時代」「どのような社会」にあっても、
高い志を掲げ、にごらぬ瞳と強き意志を持って、
人の道を「凛」として歩んでいく人間。
そんな人材の育成こそ大切であると思っております。
今後も、本校教育の充実・発展に向け、
本校教職員一同、全力で邁進する所存であります。
それが、先人のご努力に報いることだと考えております。
最後になりましたが、
開校30周年事業の実施にあたりましては、
市当局や関係機関のご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
また、加藤実行委員長はじめ実行委員会の皆様、
同窓会・PTAの皆様の献身的なご協力とご支援に、
深く感謝を申し上げますとともに、
ご臨席を賜りましたご来賓の皆様方に、
重ねてお礼を申し上げ、式辞といたします。
平成25年10月31日 春日井市立石尾台中学校長 堤 泰喜