≪校長室の窓≫ 目がさめると
- 公開日
- 2013/10/12
- 更新日
- 2013/10/12
学校の窓
石中生の皆さんへ
今日もまた、私が尊敬する東井義雄先生の詩を紹介します。
目がさめると
目がさめてみたら
生きていた
死なずに生きていた
生きるための
一切の努力をなげすてて眠りこけていた
わたしであったのに
目がさめてみたら
生きていた
劫初(ごうしょ)以来一度もなかった
まっさらな朝のどまんなかに
生きていた
いや 生かされていた
※劫初=この世の始め