学校日記

1学期終業式 校長式辞

公開日
2013/07/19
更新日
2013/07/19

学校の窓

今日で1学期が終わります。
充実した学校生活を送ることができたでしょうか。

1年生は、早く中学校生活に慣れることが当面の目標でしたが、
1学期、本当に落ち着いて生活することができ、
こうしてステージから見ていると、
皆さんの顔つきも「すっかり中学生らしくなってきたな」と思います。

2年生は、何事に対しても“常に”前向きに取り組みました。
きっと、2学期最初の野外学習も素晴らしいものになると思います。

3年生は、多くの人が進路に向けて「真剣」になりました。
また、部活動・生徒会などでリーダシップを遺憾なく発揮してくれました。
まさにこの学校の「代表」「看板」の学年と言えると思います。

さて、いよいよ夏休みが始まります。
夏休みは、「誰にも指示されない時間」「自分に任される時間」が多くあります。
それをどう使うかがポイントです。
ぜひ、日ごろやれないことに“積極果敢”にチャレンジしてほしいと思います。

さて、1学期は、「福祉講演会」で、ホスピタル・クラウンの大棟耕介さんに、
「夢授業」では、ジョン・ギャスライトさんにお越しいただきました。

福祉講演会で、大棟耕介さんが、皆さんに贈ってくださったメッセージ。
おぼえていますか。

夢はかなう。
だから努力を続けるべき。
夢に向かって頑張れば、友達も家族の人も、
みんな応援してくれる。
逆に、友達が頑張っていれば、応援してあげよう。
応援すればするほど、自分も応援してもらえる。

期待されたら、期待に応えよう。
期待以上に応えよう。
そうすれば、素敵な人生になる。

決して逃げないことが大切。
今日という一日を「全力投球」で生きよう!
与えられた一日を大切に生きよう!
失敗してもいい。
今、目の前のことに真剣に向かっていこう!

また、「夢授業」では、ジョン・ギャスライトさんから、
こんなお話をいただきました。

ドリームメーカーになろう。家族や友達が頑張ろうとしているとき、
その夢を“応援する人”をドリームメーカーと言う。
家族や友達が落ち込んでいる時に、「君ならできるよ!」と
励ます人もドリームメーカー。

逆に、人が何かしようとしたときに、
「そんなの無理だよ」「前例がないよ」という人がいる。
そういう人たちのことをドリームブレイカーという。
人の夢を壊してしまう人達だ。
そんな人に絶対になってはいけない!

視点を変えれば色々な発見ができるのだ。
視点を変えれば“エキサイティング”になれるのだ。

「自分にはパワーがある」と信じれば、必ず前進できる。

僕は、両腕がなくてもパイロットになった女性を知っている。
彼女は足だけで操縦する。
「絶対にパイロットになる」という
“夢”を持っていたからなれたのだ。

逆に、プロバスケットの名選手が、
たった1回のDRUGSで、
一生を棒に振ってしまった例もある。
「正しくない」と思ったら、絶対に“断る勇気”が必要だ!
「正しくない」ことをしたら、必ず“夢”は壊れる。

お二人とも、夢について熱く語っていただきました。
さあ、この夏休み。
皆さん一人一人が、自分の夢の実現に向け、頑張ってくださいね!

2学期の始業式。
一段とたくましくなった皆さんとまた会えることを楽しみにしています。
お話終わります。