学校日記

第2学期始業式

公開日
2023/09/01
更新日
2023/09/02

南城中学校

 9月1日(金)第2学期始業式をオンラインで行いました。
 長い夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。今年の夏休みは、暑い夏休みでしたね。今日の新聞にも載っていましたが、過去最高の暑さだったそうです。ただ、朝は以前に比べるとだいぶ涼しくなりましたね。今朝、校門で空を見上げたら、うろこ雲、筋雲、カスミ雲など、秋の雲がたくさんあり、季節は少しずつ秋に近づいてきたと思います。
 さて、1学期の終業式に、「1学期を振り返って、よりよい自分を作るために、どう改善するのかを考え、すぐに夏休みに実行しましょう。そして、42日間の長い夏休み、自分からまずは面倒だと思っても行動してほしい」との話をしました。終わってみて、どうでしたでしょうか。
 2学期がスタートしました。そのスタートに当たり、今日は次の話をしたいと思います。皆さんは、ICTの進化や生成AIなどにより、「今ある職業はどんどんなくなっていくだろう」と言われているのを知っていますか。これを最初に言い始めたのが、アメリカの「オックスフォード大学」の「オズボーン博士」で、2014年のことです。「今ある職業が10年後に半分が消えてなくなる」半分はなくなって、半分は残るということです。これは、大げさだと思うかもしれませんが、実は、もうそのように変わってきています。
 例えば、一部のスーパーでは、レジに人がいるのではなく、買う人が自分で機械に支払う。私が夏休みに行ったショップには、レジには全く人はいませんでした。また、企業のお客様相談センターに電話すると、コンピュータが音声で答えるように変わってきています。
 さて、どんな職業がなくなると思いますか。頭の中で思い浮かべてください。様々な職業が思い浮かんだと思います。逆に、残るだろうと言われている職業は、なんでしょう?思い浮かべてください。
 残るだろうと言われている職業は、AIやロボットなどによって自動化が難しい職業です。創り出すことが必要、コミュニケーション能力が必要、マニュアル化(自動化)できない(人間らしさ、心が必要)な職業です。ただ、これも20年後、50年後には変わっているかもしれません。これからの将来は、あまりにも変化が激しすぎて誰も予想できないと言われているからです。
 ここ10年間は、スマートフォンとコンピュータによる自動化など昔から考えると想像もできないくらい進化しました。これからの10年、そして20年はもっと変化が大きいでしょう。これからを生きるみなさんは、この変化に対応できる力を付けなくてはいけないと思います。中学校の授業での「学び」の中でも、家庭での「学び」でも、これからの時代を生きていくのに必要な力である「創り出す能力」「コミュニケーション能力」「人間らしさ・心」を磨いていってください。
 そして、1学期の始業式、終業式にお話した「命を大切にしよう 思いやりの心で行動しよう 自分の未来を切り拓こう」を目標に、2学期、学校生活の中で意識して、素敵な自分になるために、自分で自分の力を高めていきましょう。