集会 人権週間について
- 公開日
- 2022/12/08
- 更新日
- 2022/12/12
南城中学校
今週は「世界人権週間」です。集会でのお話を紹介します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
12月になりました。2学期もあと三週間です。2学期の自分はどうだったか、振り返り、今後に生かしていきましょう。
12月4日から10日までの1週間を「人権週間」といいます。そして、10日は「世界人権デー」です。73年前のこの日にアメリカの国際連合で、すべての人の、人間としての生きる権利を守る「世界人権宣言」が採択されました。
世界人権宣言のはじめには「私たちは人間として、誰もが同じように認め合い、尊敬し合い、家族のように仲良くしなくてはいけません。」と書かれています。
世界中の人々が、こんな当たり前のことをわざわざ誓い合っているのはなぜでしょう。それは、当たり前のことが守られないからです。
皆さんの周りで、何かの理由をつけて「相手が嫌なことを言う、する」そういうことはありませんか。それは、人権を無視した、絶対してはいけないおこないです。
人権とは、人が人らしく幸福に、生きていく最低限必要な権利です。誰もが平等に持っていて、誰からも侵害されないものです。そして「みんな同じように大切にされる、大切にしあう」ということです。
だから、みんなの身近なことで言うと、いじめをすることは、相手を大切にしていないので、人権を無視していることになります。
ところで、もうすぐクリスマスですが、ジングルベルの歌の作詞者として有名な宮澤章二さんが、中学生に向けた「行為の意味」という詩があります。
写真のように、テレビのコマーシャルで一部流れていたものなので短くなっていますが、本当はこういう詩です。
「行為の意味」 宮澤章二
〜 詩「行為の意味」 略〜
行動、行為は「人の心」を表します。
相手に対する温かい心を 行動として表す「心遣い」
相手を大切する優しい思いを 行動として表す「思いやり」
それらは、人が人として生きるために、互いに大切なものです。
みなさんは、これからの未来を、美しく、素敵に生きていくために、ほかの人を大切にし、心遣い・思いやりのある行動・行為をする素敵な人になってください。そして、全員・みんなが居心地のいい素敵な社会・素敵な学校にしてください。