<校長室の窓> 教養
- 公開日
- 2021/02/17
- 更新日
- 2021/02/17
南城中学校
南中生の皆さんへ
今、書店には、「立命館アジア太平洋大学」の学長である
出口治明(でぐちはるあき)先生の本が、たくさん並んでいます。
また最近は、テレビなどにもよく出演してみえます。
私も、出口先生の本を何冊か読みましたが、今は、
『還暦からの底力〜歴史・人・旅に学ぶ生き方』(講談社現代文書)を
読み返しています。
私は、あと1か月ほどで退職ですが、
この本を読んで「力」が湧いてきました。
さて、「前置き」が長くなりましたが、
出口先生は、著書『人生を面白くする本物の教養』の中で、
「シャネル」の創業者ココ・シャネルのこんな言葉を紹介しています。
大学も出ていない歳をとった無知な私でも、
道端に咲いている花の名前を一日一つくらい覚えることができる。
一つ知れば世界の謎が一つ解けたことになる。
その分だけ人生は楽しく素晴らしいものになる。
つまり、花の名前を知るという知識そのものではなく、
そのことで人生を彩り、豊かにするのが「教養」だと、
出口先生は言うのです。
この考えに、私も大賛成です。
教養とは、人生におけるワクワクすることや面白いこと、
楽しいことを増やすための「ツール」だと思っています。
まさに、自分の人生を彩り、豊かにするものなのです!
出口先生は、こうも述べています。
教養は「自分の頭で考える力」になる。
与えられた情報を鵜呑(うの)みにして生きる人生はつまらない。
教養を身につけるためには、まずは「読書」ですね!
教養を身につけて、「自分の頭で考える力」を伸ばしましょう!
そして、「面白い本」「読んで楽しい本」に出会ったら、
「この本、面白いよ!」と友達に教えてあげましょう。
その一言で、友達の人生が変わることもあるのですから…。
出口先生の詳細はココをクリックしてください。
(写真出典 Yahoo!画像)