コロナ対策と熱中症対策の兼ね合いについて(再掲)
- 公開日
- 2020/07/21
- 更新日
- 2020/07/21
保健室から
保護者の皆様へ
連日、猛暑が続いております。
梅雨が明けますと、いよいよ「熱中症」が心配されます。
今年度は、「コロナ対策」をしながら、
あわせて「熱中症」への対応をしていかなければなりません。
文部科学省は、6月12日付の
『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル』
の中で、マスクの着用について、次のように見解を示しています。
<マスクの着用に関する文科省の見解>
学校教育活動においては、近距離での会話や発声等が必要な場面も
生じうることから、飛沫を飛ばさないよう、児童生徒等及び教職員は、
基本的には常時マスクを着用することが望ましいと考えられます。
ただし、次の場合には、マスクを着用する必要はありません。
●十分な身体的距離が確保できる場合は、
マスクの着用は必要ありません。
●熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、
マスクを外してください。
※夏期の気温・湿度が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスク
が高くなるおそれがあります。マスクを外す場合には、できるだけ
身体的距離を保つ、近距離での会話を控えるようにするなどの配慮
をすることが望ましいですが、熱中症も命に関わる危険があること
を踏まえ、熱中症への対応を優先させてください。
※マスクの取り外しについては、活動の態様や児童生徒等の様子など
も踏まえ、現場で臨機応変に対応することが重要です。
※児童生徒等本人が暑さで息苦しいと感じた時などには、マスクを外
したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど、自身の判断
でも適切に対応できるように指導します。
●体育の授業においては、マスクの着用は必要ありません。
※文科省のマニュアルはココをクリックしてください。
31ページに記載があります。
また、愛知県教育委員会も、
7月3日発令の『教育活動の実施等に関するガイドライン』において、
「授業中の対応」についての見解を次のように示しています。
<県教委の見解:抜粋>
全ての児童生徒等 及び 教職員は、(授業中)マスクを着用している。
ただし、熱中症も命に関わる危険があることを踏まえ 、
熱中症への対応を優先する 。【改訂】
※県教委のガイドラインはココをクリックしてください。
7ページに記載があります。
これを受けて、本校においては、
授業中においても、生徒が「息苦しい」と感じた場合は、
生徒が自分の判断で「一時的」にマスクをはずしてもよいと、
指導しております。
その間は、
「周りの友達とは会話をしない」
「しばらくして呼吸が整ったら、すぐに再びマスクを着用し、
友達に迷惑をかけないようにしよう!」
とも指導しております。
「息苦しさ」を感じるのは「個人差」がありますし、
特別教室の多くは、現在のところエアコンがありません。
このホームページにアップされる写真においても、
マスクを着用していない生徒をご覧になることがあると思います。
しかし、それは、その生徒が自分の判断で、
一時的に「熱中症予防」をしていることを、
ご理解いただきたいと存じます。
よろしくお願い致します。
この件についてのお問い合わせは、
校長の堤(81−4885)までお願い致します。