専門家会議の状況分析・提言
- 公開日
- 2020/03/20
- 更新日
- 2020/03/21
南城中学校
昨日(3月19日)に行われました
「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」の
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」は、
ココをクリックしてください。
学校については、次のような分析と提言がありました。
<学校等について>
政府は、2月27 日に、全国の小中高・特別支援学校の
一斉臨時休校を要請しました。
学校の一斉休校については、3.で触れたように、
北海道においては他の取組と相まって
全体として一定の効果が現れていると考えますが、
学校の一斉休校だけを取り出し
「まん延防止」に向けた定量的な効果を測定することは困難です。
また、この感染症は、
子どもは重症化する可能性が低いと考えられています。
一方では、中国等では重症化した事例も少数例ながら報告されており、
更に、一般には重症化しにくい特性から、
無症状又は症状の軽い子どもたちが、
高齢者等を含む家族内感染を引き起こし、
クラスター連鎖のきっかけとなる可能性など
を指摘する海外論文なども見られており、
現時点では、確たることは言えない状況であると考えています。
ただし、上記7.の「感染状況が拡大傾向にある地域」では、
一定期間、学校を休校にすることも一つの選択肢と考えられます。
春休み明け以降の学校に当たっては、
多くの子どもたちや教職員が、
日常的に長時間集まることによる感染リスク等に
備えていくことが重要です。
この観点から、まずは、
地域ごとのまん延の状況を踏まえていくことが重要です。
さらに、今後、
どこかの地域でオーバーシュートが生じた場合には、
地域ごとの対応に関する基本的な考え方を
十分踏まえていただくことが必要です。
また、日々の学校現場における
「3つの条件が同時に重なる場」を避けるため、
1 換気の悪い密閉空間にしないための換気の徹底、
2 多くの人が手の届く距離に集まらないための配慮、
3 近距離での会話や大声での発声をできるだけ控えるなど、
保健管理や環境衛生を、
良好に保つような取組を進めていくことが重要です。
併せて、咳エチケットや手洗いなどの
基本的な感染症対策の徹底にもご留意ください。
児童生徒や学校の教職員については、
学校現場で感染リスクに備えるとともに、
学校外での生活で感染症の予防に努めていくことが重要です。
日頃から、集団感染しやすい場所や場面を避ける
という行動によって急速な感染拡大を防げる可能性が高まります。
例えば、できるだけ換気を行って密閉空間を作らないようにしたり、
咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策を徹底したり、
バランスのとれた食事、適度な運動、休養、睡眠などで
抵抗力を高めていくことにも心がけてくださるようお願いします。
本校としましても、以上のことに十分留意し、
子ども達の健康保持について、「最大限の努力」をしていきます。
また、今後出される文部科学省・愛知県教育委員会・春日井市教育委員会
からの指導を、確実に「実行」していきます。