<校長室の窓> 子どもを伸ばす!
- 公開日
- 2020/02/05
- 更新日
- 2020/02/05
南城中学校
保護者の皆様へ
本校では、2月3日(月)の職員会議において、
私が、中部大学・小笠原豊准教授から学んだ「教師の心得」54項目を、
全教職員で「共有」しました。
その中で、ご家庭でも心がけていただいたり、実践していただくと、
「子どもが伸びる」「親子関係がさらに良くなる」と思われることを、
いくつかご紹介させていただきます。
●子どもを変容させるのは、特別な行事や出来事ではない。
毎日、毎日あることが、子どもを変える。
●教師自ら「おはようございます」と言うこと。
●いつもそばにいてくれる教師であれ。
●生徒指導上の問題は、
子どもも教師も「ともに成長できる教材」と思え。
●教師のチームワークが良ければ、たいていのことは乗り越えられる。
●今は変われない。急には変われない。それが子どもだ。
しかし、言い続けることが大事。
●「学級の諸問題」をコンスタントに話し合うこと。
●教室掲示を大事にできる先生は、生徒も大事にできる。
●ほめるセリフのベスト1は「さすがだね!」
叱るセリフのベスト1は「○○君としたことが…」
●「思いっきり叱れる教師」であれ。
「子どもとくしゃくしゃになって喜び合える教師」であれ。
●子どもは見ている、「教室の先生の机の上」。
●コミュニケーションで大事なのは、
「言語」よりも「内容」よりも「表情」だ。
●部活動は、「技」よりも「体力」よりも、
「心」を育てることに重点をおくこと。
●「流行」の中で、何が「不易」になるかを見極めよ。
●優れた教師は、話がうまい。
しかし、最も優れた教師は「聞く」のがうまい。
●教師として「本当の優しさとは何か」を、常に問いかけよ。
●人間としての根源的な喜び「貢献の喜び」が実感できるよう、
はたらきかけること。
●校庭のケヤキは、同じ時期に植えても、
その後の成長は全部違うと意識せよ。
●自分のしたいことをするのが個性ではない。
「価値あるもの」を求める中に個性がある。
●子ども達が、私たちから学んでいるものは、
「私たちそのもの」である。
●学校は楽しいところでなければならない。
しかし同時に、歯をくいしばって頑張るところでもなければならない。
●思ったとおりにはならないが、やった通りにはなる。
いかがでしょうか。
教師を「親」に置き換えていただき、
学級・学校を「家庭」「家族」に置き換えていただき、
教室を「家」に置き換えていただく。
そうすることで、
「子どもを伸ばす」ための「手立て」の
参考にしていただければ幸甚です。
釈迦に説法を、どうかお許しください。