学校日記

生徒会「あいさつ運動」

公開日
2018/07/11
更新日
2018/07/11

生徒会

生徒会の「あいさつ運動」2日目の様子です!
笑顔であいさつをしていました。

【あいさつ豆知識】

あいさつを漢字で書くと「挨拶」となります。
この漢字は、禅宗で禅問答(ぜんもんどう)を交(かわ)わすときに、
相手の悟(さと)りが深いものなのか浅いものなのかを
探り合うやり取りをあらわした
「一挨一拶(いちあいいちさつ、いちあいいっさつ)」
という言葉からきています。

禅問答では、どちらかが言葉をなげかけ、
もうかたほうが反応することで、
相手がどんな悟りをえているのか、
どの境地(きょうち)にいるのかを見定(みさだ)めあいます。

この禅問答は、師(し)と弟子(でし)や禅僧同士が出会ったときに
はじまることが多かったため、
時を経(へ)て、知り合いに会ったときに最初に交わす言葉や、
初めて会う人と会話を始めるときに発する言葉を
挨拶(あいさつ)と呼ぶようになったと言われています。

この禅問答は、いわば禅の世界で起こる戦いでした。
挨拶の「挨」は「進む、押す、攻め込む」という意味です。
また「拶」には「攻める、迫る」という意味があります。
禅問答というものが、決して儀礼的で簡単なものではなく、
禅僧同士の真剣勝負だったことが推測できます。
刀こそないものの、お互いが心と心を通わせ、
お互いを高めあうための修行であったのですね。