学校日記

感謝の思いを形に

公開日
2012/11/12
更新日
2012/11/12

学校の様子

 2年生の職場体験学習、3年生の保育体験学習のことは前に紹介しました。慣れない仕事場での活動を快適にすごさせてもらったことと、貴重な経験をさせていただいたこと。3年生は小さな園児たちとのふれ合いを体験させていただいたお礼。その思いを言葉にして葉書に載せてみました。
 拝啓で始まる手紙を書く経験は、これまたあまりないと思います。でも葉書に書かれた皆さん文面を拝見させていただき、とても心のこもった文が綴られていることに感動をしました。例えば、「園児の皆さんが幸せでありますように」という文面を読ませてもらった時に、僅かな時間のふれ合いだけでも、こんなにも愛おしく感じている皆さんの気持ちの純粋さが素晴らしいと思いました。
 「心は見えないけれど、心遣いは見える」宮沢章二さんの詩の一部です。皆さんの心遣いが、手紙の文字という形なって見えています。現代社会は、電子メールが流行ですが、何度も考えて葉書に書いた文章は電子メールとは違って、きちんと心が伝わってくるようです。文字の上手下手ではなく、一生懸命に書かれた文字が皆さんの心を伝えるのでしょう。何度か消し直した(3年生は鉛筆書きでしたね)その時間だけでも気持ちが伝わります。2年生はペン書きでしたが、きっと緊張して書いたのでしょうね。書かれた文字を見れば分かります。これらのことが大切なのです。心を伝えるためには。
 最後は、草々で皆さん締めくくれていましたね。
 皆さんのお礼の気持ちはきっと届きますよ。