学校日記

第34回柏中文化祭の合唱コンクールを終えて

公開日
2012/10/26
更新日
2012/10/26

学校行事

 1年生は初めての合唱コンクール。1年生らしく元気よく素晴らしい合唱でした。特に声量が素晴らしく、来年のハーモニーが楽しみになってきました。
 2年生の合唱は、さすが2年目の経験が生きていましたね。そして、新人戦の中心として活躍していた分、きっと苦労も多かったと思います。それを乗り越えてのこの合唱、本当に凄いです。先日まで教育実習をしてみえた実習生の先生との再会もとても感動的でしたね。その実習生の先生方が驚いてみえました。「私たちが実習をしているころの合唱とは全然違っていて、あの頃と比べものにならないくらい成長して、上手になっていました。もうびっくりでした。」と言ってみえました。
 さて、3年生の合唱は、一人一人の力がまさに団結した証でした。結果集計の時間、生徒との雑談の中で「コーラスをしている時に、なんだか自分が飛んだ 感じがしたよ。」という話をしていました。コーラスをして、きれいにハモれているなと感じる時って、この「飛ぶ」という感じ方がよく分かります。自分の出している声が、別の人の声と響きあってとても綺麗に、そして体全体がその声に共振する感じになるのですよね。もちろん「こんな感じを」自覚するということは科学的に言えば、それは私たちの脳がそんな風に働いているのでしょうね。合唱によるこうした心地よさを積み重ねることによって、私たちの脳のコミニュケーションの働き請け負う部分がさらに活性化されていくそうです。これは、人間が社会生活を送る為には、とても大切なことです。社会の中で働く時に、自分が他の人と協力して仕事をして、集団として調和しているなと感じる時こそ、仕事の充実感も感じられると思うのです。少し、話が現実から離れすぎましたね。
 要するに学級の中の一員として、合唱に参加することで学級の雰囲気が良い状態になってきたということですね。3年生はあと半年で卒業です。この合唱で生まれた学級のハーモニーを力にして、残された柏中の生活を素晴らしいものしていってください。
 素晴らしい合唱コンクールをありがとうございました。