平成26年度第2学期始業式
- 公開日
- 2014/09/01
- 更新日
- 2014/09/01
学校行事
<校長式辞>
2学期が始まりました。今日は防災の日です。
これは、1923年の関東大震災を忘れないということや9月は台風が多くて自然災害が多く発生することから、防災を考える日としてつくられました。
自然災害といえば、この夏はたくさんの災害がありました。広島では土砂災害でたくさんの犠牲者がでました。犠牲になられた方々のご冥福をここよりお祈りしたいです。また、雷によって亡くなられた高校生もみえましたね。本当に自然災害は恐ろしいく私たちも、より安全な行動をとるようにしたいものです。
先日、3年生の勉強会を見て回っている時に、理科の質問で、音の反射とその距離などの問題を解いていた生徒が質問をしました。先程それを思い出して、雷のことをみんなに伝えしないといけないなと考え、少しお話をします。雷が自分からどのくらい離れているのか。つまり自分との距離を考えるには、雷の光が見えてから音が聞こえるまでの秒数を数えて、その数に340をかけると雷まで何メートル離れているか分かります。知っているひともあるかもしれませんが、1秒間に音は約340m進みます。雷が光ってからの秒数に340をかけると自分までの距離が分かりますね。「ピカッ」と光って音が聞こえるまで10秒あったら3400m離れているということです。ちなみに、本校から東に5kmいくと市境の庄内川の辺りです。西に5km行くと名古屋空港くらいですかね。大まかなめやすにしてくださいね。(以下略)
大会後の夏休み中に、1年生2年生は本当によく部活動を頑張ったと思います。特に1年生は、この夏を乗り切ることができたことだけでも、素晴らしいと思います。2年生は、さらに頼もしくなってくれていると思います。3年生は、たくさんあった学習会に一生懸命参加していましたね。それぞれの学年の皆さんが一つずつ、一歩ずつ成長していく姿がとてもうれしいです。今日は中学校生活の1年間の中間点に差し掛かったところでしょうか。これからが、皆さんの更なる成長をしていく時期だと思います。
この2学期は、運動にも勉強にもとっても適した季節です。今月に行われる体育大会、10月には新人戦と文化祭と合唱コンクール、11月には職業についてのいろいろな体験学習を行います。こうした行事と同時にそれぞれの学年の勉強もさらに進められていきます。
そこで、この2学期は自分や学級、学年、部活動など、それぞれの目標に向かって努力をしてほしいということを皆さんに伝えたいと思います。ただ、私たちは、どんなに努力しても、勝てなくて負けたり、成功できず失敗したりすることがあります。負けても、失敗しても、それを乗り越える努力と勇気をもってほしいと思います。なぜなら勉強でも、合唱コンクールでも、部活動でも、努力をスタートさせなければ、結果は出ません。いかに自分の夢に近づけるか。そのために努力するのです。その努力は決して無駄にはなりません。そういう経験をしたことによって、皆さん自身の生きていく力が高まると先生は信じています。
それから、学校に外からのお客さん、または皆さんが学校外に出ていくことが増えます。出会った人は大切にしてほしいということです。その第一歩が挨拶です。挨拶をしっかりしていきたいものです。
また、2学期はとてもよい季節と言いました。自然環境が良いのですね。それと同じように、自分たちの身の回りの環境も良くしていきましょう。そのためには、掃除をしっかりしてほしいと思います。
皆さんが自分の目標に向かって努力する気持ち
挨拶をすること
掃除をすること
この3つを考えて新しい学期をスタートさせましょう。皆さんのがんばる姿を期待して式辞とします。
<伝達表彰がありました>
書道競技会、小牧水泳大会、テニス大会の表彰をしました。