感染性胃腸炎警報発令
- 公開日
- 2007/12/27
- 更新日
- 2007/12/27
お知らせ
12月21日感染性胃腸炎警報発令が発令されました。
感染性胃腸炎はウイルス、細菌、寄生虫などによって引き起こされる胃腸の疾患で、一年を通じて発生がありますが、例年、秋から冬にかけてノロウイルスをはじめとするウイルスによるものが多く発生します。
症状は原因となる病原体により異なりますが、発熱、下痢(水様便、血便など)、悪心、嘔吐、腹痛などが見られ、これらの症状が単独または、複数の症状が様々な組み合わせで現れます。
ウイルス性の感染性胃腸炎の場合にはワクチンがなく、特異的な治療法もないため、予防が大切です。
感染予防及び食中毒対策としては、次のことが推奨されます。
(1) 食事前、用便後、帰宅時などに手洗いを励行する。
(2) 加熱が必要な食品は十分に加熱する。
(3) 患者の嘔吐物や糞便は、手袋・マスク・塩素系消毒剤などを使って適切に処理する。
症状が現れたら速やかに受診しましょう。治療は安静と対症療法となります。
http://www.pref.aichi.jp/0000009508.html