愛知県 夏の交通安全県民運動
- 公開日
- 2012/07/10
- 更新日
- 2012/07/10
お知らせ
7月11日(水)〜20日(金) 愛知県では「夏の交通安全県民運動」が実施されます。残念ながら本県における交通事故死亡者数は全国ワースト1の状態です。小中学生の事故(特に自転車)も多く発生しています。事故を起こしたくて起こす人は一人もいません。それでも事故が起きるということは、事故を完全になくすのはとても難しいということです。ところが、過去のデータを調べてみると、意外なことに気づきます。過去、日本で一番交通事故死亡者数が多かったのは昭和45年。年間1万6千人を超える人たちが亡くなっていました。現在は5千人を切っています。一方、車輌の台数を当時と比較すると、現在は4倍ほど増えているのです。車が増えれば、交通事故が増え、死亡者数も増える。単純に考えればそうなりますが、車は4倍、死亡者は1/4倍。このデータの背景には、多くの人たちの懸命な努力や願い、効果的な取り組みが見えてきます。交通事故による悲劇を防ぐために、私たち一人ひとりの意識を高めることはたいへん重要なことなのです。