学校日記

終業式

公開日
2013/12/20
更新日
2013/12/20

学校概要

 12月20日(金)終業式がありました。体育館工事で体育館が使用できないため、各教室で放送を聞きながら行いました。
 始めに、たくさんの表彰伝達がありました。賞状については、昨日、校長室で渡しました。
 次に、終業式の学校長からのお話がありました。お話は以下の通りです。
「みなさんの出席の記録や学習成績を調べてみました。3学期の学校生活が今より少しでも向上するようにという願いを込めてお話しします。
 まず、出席状況です。1学期に欠席・遅刻・早退が0であった人は、全校で585人いました。これが2学期になると全校で619人と、どの学年も1学期より2学期の方が0の人が多くなっています。ちなみに1学期からずっと0の人は、全校で427人もいます。
 欠席・遅刻・早退0。当たり前と言えば、当たり前のことかもしれませんが、私はすごいことだと思います。毎日の生活には思いもよらないことが起きるもの。その最たるものが病気やけがでしょう。欠席や遅刻・早退が一回もないということは、健康で規則正しい生活ができているという何よりの証です。お家の人に守られながら、みなさん自身の力でできた事です。通知表の出欠席の欄に何も数字が記入されていないのは、実は見えない文字で『素晴らしい。よくがんばりました。』と書いてあると思っていいのです。3学期はもっと多くの人がそうなることを期待しています。
 3学期になると3年生は学校に来る日がわずか41日、1・2年生でも52日しかありません。次のステップに勢いよく踏み出すために、毎日毎日の普通の生活こそ大切にしてください。
 次に学習成績についてです。1学期と2学期を比べてみると、1年生が2学期に苦戦している様子がうかがえました。1学期より下がってしまったという人が多くいるようです。確かに授業の内容も1学期より難しくなってきているのでしょう。しかし、それは2・3年生も同じ事です。中学校生活に慣れてきたことが、もし気のゆるみとして出ているのであれば、ここでしっかりと反省して、3学期に挽回してほしいです。
 新しい年になると3年生は入試が始まります。不安がいっぱいかもしれませんが、それが普通です。みんな同じ、誰もが通ってきた道。焦らずに地道な努力を続けてください。きっとよい知らせが届きます。
 勝利の女神様は『笑顔と謙虚さが好き』という言葉を聞いたことがあります。明るく感謝の気持ちをもって努力を続ける人に栄光は訪れるという意味です。
 2年生は春には最上級生になります。もう3年生かという感じがしませんか。実際3年生になると、そのスピード感は今以上。あっという間に卒業を迎えることになるようです。あせる必要はないけれど、3年生になるまでにできるようになっておいてほしいことがあります。それはきっと毎日の生活で先生たちが何度も何度も言ってくださっていること。よくみなさんが注意を受けることだと思います。大切だと思うから先生方は何度も何度も言ってくださるのです。真剣に受け止めるべきです。
 ところで2学期は学級や学年の仲間とのつながりを深めるための行事がたくさんありました。お互いを認め合える仲間は増えましたか。友達との絆は強くなりましたか。一緒に過ごせる残り少ない日々を大切にして、これからも誰もが過ごしやすい学級や学年を作ってください。
 さあ冬休みに入ります。冬休みには、家の手伝いを積極的にやってください。誰かに喜んでもらえる事を幸せだと思える人こそ幸せな人です。誰かに役に立って喜んでもらって、きれいな気持ちになって勉強するのです。どんどん力がつきます。新しい年がみなさんにとってよい年になるようにお祈りしています。」
 また、生徒指導主事の山口先生から、冬休みの生活について5つお話がありました。「○冬休みは、大金を持ったり、高価な物を手にすることが多い。トラブルを未然に防げるようにあらかじめ対策を考えておこう。○地域の人に迷惑をかけるようなことは絶対にやめよう。自分がとっている行動が正しいものなのかどうか、正しい判断をして責任ある行動をとろう。○交通ルールを守ろう。自分の命、人の命の大切さを考えて、絶対事故のないようにしよう。○携帯電話、スマートフォンの使用についてマナーを守ろう。『メールは時間を決めてする。』『悪口を書き込まない』などのルールを決めて使用しよう。○『一年の計は元旦にあり』という言葉がある。今年一年を振り返り、来年に向けて気持ちを新たにし、目標を持ち、充実した一年が過ごせるようにしよう。」の5つです。よい冬休みになるように気をつけていきましょう。