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2年生家庭科 裂き織りでコースター作り

公開日
2015/11/12
更新日
2015/11/12

各学年

 2年生家庭科は、2学期から衣生活の学習を始めています。
 普段何気なく着ている服が何から・どこで・どんな風に作られているのかを知りました。様々な人たちの苦労の元に私たちの生活が成り立っています。資源を大切に扱い、循環型社会を目指していく取り組みが世の中でも注目されています。環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞した、ケニアのワンガリマータイさんは、日本の【MOTTAINAI】精神に感銘を受けられたそうです。
 そこで今年は、着なくなった衣服を使って、平織りの要領でコースターを織っています。服にハサミを入れて分解し、服の構成を知りました。細い紐を作って糸玉を作りました。織機は特別なモノは必要ありません。段ボールです。紐を通す専用の器具は、割り箸で代用です。
 早い生徒で1時間あれば、10センチは織り上がってしまいます。確実に織り上がっていくので、生徒のモチベーションも維持しやすいです。織り入れたい色の布が見つかると、持ち主に交渉してもらう姿もあります。それぞれが、こだわりをもって作品製作に取り組んでいます。