9月8日 国際識字デー(International Literacy Day)
- 公開日
- 2013/09/08
- 更新日
- 2013/09/08
お知らせ
1965(昭和40)年、イランのパーレビ国王が「軍事費の一部を識字教育に回す」と提案したことを記念して、ユネスコが制定しました。
「識字(しきじ)」とは「文字の読み書きができる」という意味です。
みなさんは文字を読んだり書いたりすることができますね。ちょっと漢字が苦手だという人がいるかもしれませんが、世界には、全く文字の読み書きができない子どもや大人が10億人いると言われ、そのうち3分の2が女性です。
世界の人口が60億人ですから、6人に1人が読み書きできないことになります。日本では考えられないことです。
なぜ読み書きができないと思いますか。
能力がないからではありません。
家が貧しくて学校に行けなかった
学校が近くになかった
戦争をしていて学校に行くどころではなかった
女子は学校に行かず家の仕事をしていればいい
・・・・・・
などの理由です。
「文字を知ることは生きること」です。正しい知識も生活の向上も、文字を知っているから得られることです。
(画像出典 ユネスコHP)