8月30日 富士山測候所記念日
- 公開日
- 2013/08/29
- 更新日
- 2013/08/29
お知らせ
1895(明治28)年8月30日、大日本気象学会員の野中至(のなか いたる)が私財を投じて作った富士山頂の測候所工事の完成を記念して制定されました。この測候所が後の気象庁富士山測候所に引き継がれます。
世界遺産に認定されて人気が急上昇の富士山ですが、この山頂3776mの高さに、自分の財産を使って気象観測所を作ろうと思い立つだけでなく実際に完成させてしまうところに、野中さんの並々ならぬ意志の強さを感じます。
2004(平成16)年に測候所は閉鎖され、今は自動気象観測装置による気象観測が行われています。測候所があったときは、1年中気象庁の観測員が頂上で生活をしていたんですよ。これもすごいことですね。
(写真 富士山と富士山測候所 出典 ウィキペディア)