8月11日 「前畑がんばれ」 金メダル
- 公開日
- 2013/08/11
- 更新日
- 2013/08/11
お知らせ
1936(昭和11)年8月11日、ベルリンオリンピックの女子平泳ぎ200m決勝で、日本の前畑秀子選手がドイツのゲネンゲル選手を振り切って金メダルを獲得しました。
NHKの河西三省アナウンサーの熱のこもった実況は、「前畑がんばれ!」を24回も繰り返す歴史的な実況で、ラジオで聞いていた日本国民を熱狂させました。
ベルリンオリンピックは、第2次世界大戦が起こる3年前のオリンピックで、ドイツのヒトラーはこのオリンピックを大成功させることで、国力を見せつけようとしていました。オリンピックで初めて聖火リレーを行ったり、テレビ中継を取り入れたりしました。
※実況アナウンスの全文はここをクリック
前畑秀子さんの言葉
優勝できなかったら、帰りの船から飛び込んで死ぬしかない。
しかし自分は泳げる。さてどうやって死ぬか。
金メダルを頂いて、「君が代」が一節一節、
自分の脳を叩きつけているようで、
表彰台の上で泣いてしまったんです。
(写真は和歌山県橋本市観光協会HPより引用)