ボイジャー1号、太陽圏離れ未到の星間空間に
- 公開日
- 2013/09/13
- 更新日
- 2013/09/13
学校の窓
米航空宇宙局(NASA)は12日、1977年9月に打ち上げた無人探査機ボイジャー1号が昨年8月25日ごろ、人工物として初めて太陽圏を離れて、星間空間」と呼ばれる未到の領域に入ったとみられると発表しました。
星間空間は、恒星と恒星の間の宇宙空間で、水素などのガスやわずかな微粒子が存在するとされています。ボイジャー1号は動力なしで飛んでいますが、そのコンピューターや通信機能には搭載された原子力電池から電力が供給されています。その電池の寿命が尽きる2020〜25年頃までは、星間空間がどんな状態なのかを観測して、データを地球に送信できると期待されています。