学校日記

1月の集会

公開日
2014/01/20
更新日
2014/01/20

校長室より

 寒い朝でしたが、全校集会を体育館でおこないました。集会では、「アンパンマンの心」という話をしました。次のようなお話です。

 アンパンマンは、子どもに大人気のヒーロですね。このアンパンマンの作者は、やなせたかしさんと言ってアンパンマンの歌も考えた人です。アンパンマンは、悪人をやっつける正義の人です。でも、アンパンマンには弱点があります。ヒーローなのに、水にぬれるとヘロヘロになってしまます。しかも、傷ついた人を助けるために自分の顔を食べさせすよね。こんなヒーローは他にはありません。
 
 そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
 たとえ胸の傷が痛んでも

 何の為に生まれて 何をして生きるのか
 答えられないなんて そんなのは嫌だ!

 「お母さんが一生懸命に料理をつくるのは、おいしいと喜んで食べるあなたの顔を見るのがうれしいから。お父さんが汗をかいて仕事をするのは、あなたの喜びを支えるためだ。みんな、人に喜んでほしくて、がんばっている」とやなせさんは言っています。
 アンパンマンが自分の顔を食べさせてまで人を助けようとしてるところは、実はあなたたちのお母さんお父さんにもある心なんです。やなせさんは、人を喜ばせるには、ときには自分が傷つくことになることもあることを教えてくれているのです。みなさんの親も先生たちも、あなたたちの笑顔が見たいから、夜遅くまで働いたり少し体の調子が悪くてもがんばっています。
 そして、あなたたちも、何のために何をして生きるのか、自分だけでなく他の人のことも考えて生きていく、そういうことも考える大人になってほしいと願っています。アンパンマンの心を育ててくださいね。