5・6年 七夕 〜短冊に願いを込めて〜
- 公開日
- 2022/07/07
- 更新日
- 2022/07/07
高学年コーナー
今日は七夕…ということで、5・6年生の様子を紹介します。
ちょっと歴史の話になりますが、古代の日本は中国などから様々な文化を取り入れていました。それは形あるものだけでなく、人々の生活にかかわる風習などを含みます。七夕の風習が中国からわが国に伝わったのは奈良時代と言われています。その後、日本の風習も加わっていきながら現在の七夕の風習ができあがっていきました。奈良時代にはなかったであろう「短冊に願い事を書く」という風習は諸説ありますが、江戸時代くらいにできたのではと言われています。
歴史を学ぶことで、現代の生活は実は昔から人々が脈々とつないできた生活の姿である…ということを知ることができます。歴史の学習を通して、先人の思いや願いを知ることも学習を進めるうえで大切なことだと思います。
5・6年生は、七夕の由来を学習し、千年以上も昔から今に残る風習があることに驚いていました。そして、せっかくだから…と、願いを短冊にしたためて教室に飾りました。短冊の色には込められた意味があります。色に合わせて、「みんなが楽しく過ごせでますように」「卒業まで仲良く過ごせますように」というような「つながり」を大切にする願いや「いつもありがとう。」と「感謝の意」を表した内容等々…子どもたちなりの願いや思いがたくさん飾られました。
まずは今晩、星が見られますように…。そして、みんなの願い事がどうかかないますように…。
写真は上から2枚目が6年生、3枚目が5年生です!