学校日記

今日は「冬至」 〜12月22日

公開日
2021/12/22
更新日
2021/12/22

お知らせ

 今日・12月22日は今年の「冬至」です。冬至は二十四節季の一つになりますが、一年で一番日照時間が短い日となります。名古屋の今日の日の出は午前6時58分、日の入りは午後4時44分ですから、およそ10時間弱が「昼間」となることになります。

 冬至を過ぎると、これからは少しずつ日照時間が伸びてきて昼間も長くなっていきます。どんどん「明るく」なるということで、昔から冬至を境に運気が伸びるとも考えられてきたようです。中央台のいちょうっ子にとっても、ますます良いことが増えていけばいいなぁと思います。

 さて、画像は昨日の本HPで紹介した「3つの赤い実」の続報です。この3つの木は以下のものになります。
 上 モチノキ科の「クロガネモチ」
 中 バラ科の「ピラカンサ」
 下 メギ科の「ナンテン」

 本校のクロガネモチは、正門(北門)を入ったすぐのところに植えられています。古くから庭木で使われることが多い木だそうですが、名前の響き(カネモチ…「金持ち」)から縁起のいい木と考えられているようです。

 ピラカンサは体育館の入り口付近にある木です。火のような真っ赤な実がびっしりとつく木であり、枝のトゲも特徴的です。その様子からギリシャ語の「火」「とげ」を合わせた語=ピラカンサ、になるそうです。

 ナンテンは赤い実を乾燥させたものをすりつぶして咳止め薬にしたり、葉を食品の防腐剤(時々お弁当にナンテンの葉が入っていることがありますね…)として使われたりするなど、薬用植物として使われることもある木です。また、ナンテン(難転…難を転ずる)という言葉の響きから縁起物として重宝されてきた歴史があります。本校では校舎下のピロティのそばに植えられています。

 どの木も真っ赤な実がびっしりと付いていますので、すぐに発見できると思います。ぜひ探してみてください。