学校日記

セミの羽化 〜7月15日

公開日
2021/07/15
更新日
2021/07/15

お知らせ

 まだ梅雨明けはしていませんが、それでも本格的な夏の訪れが間近であると感じるものの一つに、セミの鳴き声があります。先日もお伝えしましたが、校内では日に日にセミの鳴き声が大きくなってきています。

 今日(15日)の登校時に、5年生のある男の子が「先生、おもしろいものがある!」と言って筆者に教えてくれたものを紹介します。
 それは…羽化したばかりであろうクマゼミの姿でした。木のあちこちにセミの抜け殻があり、それを子どもたちが見つけ拾ってくることはあるのですが、さすがに羽化したばかりのセミの姿を見ることはあまりありません。この男の子は生き物に興味関心がある子ですが、それにしても見事な観察力でした…。

 登校してくる低学年の子たちに筆者から、羽化しているセミの存在を伝えると、みんな興味津々でその様子を見つめていました。先ほどお伝えした記事でご紹介した、横断歩道の立哨で来ていただいた地域の方も子どもたちと一緒になって見ていらっしゃいました。

 すると今度は別の子が、木の根元にいた、羽がくしゃっと曲がってしまった別のクマゼミを見つけました。羽を直そうとするのですが何ともできなかったので、そのまま木にひっかけてくれました。

 何となくですが、それぞれが必死で生きているクマゼミの姿に、子どもたちも思いを深くしていたように感じました。