学校日記

短冊に「願い」を込めて 〜6年社会

公開日
2021/07/07
更新日
2021/07/07

高学年コーナー

 今日は七夕…と先ほどの記事でお伝えしましたが、6年生が七夕に関連したことを行っていましたので紹介します。

 6年生の社会科では「奈良時代」の学習をしています。奈良時代の特色を学んでいきますが、古代の日本は中国などから様々な文化を取り入れていました。それは形あるものだけでなく、人々の生活にかかわる風習などを含みます。
 実は七夕の風習が中国からわが国に伝わったのも、ちょうど奈良時代になります。その後、わが国の風習も加わっていきながら現在の七夕の風習ができあがっていきました。奈良時代にはなかったであろう「短冊に願い事を書く」という風習は諸説ありますが、江戸時代くらいにできたのではと言われています。

 歴史を学ぶことで、現代の生活は実は昔から人々が脈々とつないできた生活の姿である…ということを知ることができます。歴史の学習を通して、先人の思いや願いを知ることも学習を進めるうえで大切なことだと思います。

 今回も6年生は七夕の由来を学習し、千年以上も昔から今に残る風習があることに驚いていました。そして、せっかくだから…と、願いを短冊にしたためて教室に飾りました。「みんなが安心して生活できますように」「習い事が上達しますように」「素敵な人とめぐりあえますように」等々…子どもたちなりの願いがたくさん飾られました。

 まずは今晩、星が見られますように…。そして、みんなの願い事がどうかかないますように…。