学校日記

クリの木も生長しています!

公開日
2021/06/08
更新日
2021/06/08

お知らせ

 学校のプールの横には大きなクリの木があります。

 6年生の教室から外を眺めると、ちょうどクリの木が眼下に見えます。そのクリの木ですが、たくさんの花を咲かせています。どれが「花」だかわかりますか?

 実は、白っぽくフサフサと長く伸びたものが花です。そして画像の中に赤い矢印で示したものも花になります。

 クリには雄花(おばな)と雌花(めばな)があります。白くフサフサとしたのが雄花で、赤い矢印のところにあるのが雌花です。

 雄花の花粉が雌花に届き受粉することで、クリの実ができます。風で花粉が飛ばされて…ということではなく、虫が雄花によって来た際に、虫のからだに花粉がくっつき、それが雌花に触れて受粉するという仕組みになっています。
 また、クリの実はたくさんのとげ(イガ)がありますが、よくよく見ると雌花はそれっぽい形をしていることに気づきます。

 時期が過ぎればなかなか見られないものもあります。秋になってクリの実を見ることはありますが、クリの花を感じるのは今しかありません。季節を感じながら自然に目を向けてみるのも面白いですね。