全国学校給食週間
- 公開日
- 2021/01/29
- 更新日
- 2021/01/29
お知らせ
1月24日から30日までは「全国学校給食週間」になります。
日本の学校給食は1889(明治22)年に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。戦後になり食糧難による児童の栄養状態の悪化があったことから、学校給食の再開を求める国民の声が高まるようになりました。1946(昭和21)年6月にアメリカの団体から給食用物資の寄贈を受け、1947(昭和22)年1月から学校給食が再開されました。
同じ年の12月24日に、東京都内の小学校でアメリカの団体からの給食用物資の贈呈式が行われ、その後この日を学校給食感謝の日と定めました。1950(昭和25)年度から、学校給食による教育効果を促進する観点から、冬休みと重ならない「1月24日から1月30日までの1週間を『学校給食週間』」とされました。
給食は栄養を摂取する手段としてだけでなく、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるためにも重要なものです。食べ物そのものへの感謝や給食に関わる全ての方への感謝の気持ちを育てつつ、給食の意義についてもしっかり考えてもらえればと思います。