学校日記

下弦の月(11月12日)

公開日
2025/11/12
更新日
2025/11/12

校長室より

今朝(12日)の子どもたちの登校時、南西の空に左半分が光って見える半月が見えました。

この月の名前は?と6年生に尋ねると「下弦(かげん)の月」と答えてくれました。

6年生2学期の理科の単元「月の形と太陽」で、子どもたちはこの月の形には名前があることを学びました。


しかし「なぜこの時間に、この方角で、この形で月が見えるの?」との聞いてみると「・・・」。

さらに「上弦(じょうげん)の月と下弦の月って、どちらをよく見る?」と尋ねると「上弦!」と答えましたが、加えて「それはなぜ?」と尋ねると「・・・」。

ちなみに…この時の太陽は、写真のように「南東」の方角に出ていました。

さぁ、6年生の皆さん、先ほどの質問に対しうまく説明できるかな…??


自分の言葉で説明(アウトプット)するのは大人でも難しいことですね。

生活の中にある現象も小学校で知識として学ぶのですが、その知識を説明したり生活の中で生かしたりすることは難しいと思います。

でも、そこに到達してこそ生きた学力になるのになぁ…と惜しい気持ちになることも少なくありません。

知的好奇心をもって様々な情報を得て、そしてその中身を追究し、それを生活の場に生かすことが学びの目的だと感じます。


柏原っ子の皆さん、どうか「なぜ?」という気持ちをもって、いろいろなことを学び自分の「力」にしていってくださいね♪