学校日記

1学期にお会いできた二人の芸術家

公開日
2011/07/12
更新日
2011/07/12

学校の様子

1学期は高森台小学校に2人の芸術家を迎えました。彫刻家の松田光司氏と書家の原田凍谷氏です。原田氏は子ども会の主催でしたが,高森台小学校のために「高森っ子の誓い」を書いていただきました。松田氏は作品をつくり始めると,「もう没我です。入り込んでしまい,その中で完璧にできあがったものしか世には出しません」と。凍谷氏は,「瞬時に筆の動きと強さを選択するのです。一瞬一瞬の判断なのです」と,どちらの言葉も,プロの芸術家としての「技」を身体化しているからこそ出てくる鋭い言葉です。すごいなと思う反面,芸術家ですので何かお話ししにくい雰囲気があるのではないかなどと勝手に先入観も抱いていました。ところが,お二人ともお話ししやすく極めて人間的なあたたかさと常識をもった方でした。松田氏とは子育ての話までしました。凍谷氏は,雑談の中で「いい作品には表情があるんです」とおっしゃってみえました。このような人間らしさやあたたかさがあるからこそ,彫刻を鑑賞して,書を鑑賞して,心打たれるのでしょうね。鑑賞する側も人間なのですから,当たり前なのかもしれません。1学期はホンモノに出会うことができ,とても充実していました。