2学期終業式その2
- 公開日
- 2013/12/20
- 更新日
- 2013/12/20
学校のできごと
次に校長先生のお話です。
「きょうは12月20日、2学期の終業式の日を迎えました。いよいよきょうで2学期が終わります。この2学期、大きな行事がたくさんありました。運動会、社会見学、西藤フェスティバル、6年生は修学旅行がありました。
先生は、そのどれもみなさんが力を合わせて、立派にやってくれたと大変喜んでいます。
さて、先日、テレビを見ていると「今年の流行語」についてニュースが流れていました。今年、日本でいろいろな言葉がはやりました。そのとき、いくつかの流行語が紹介されましたが、先生の印象に残っている言葉、それは「おもてなし」です。
「おもてなし」とは、お客さんが気持ちよく穏やかな気持ちで過ごせるように心を配ることです。つまり、相手の気持ちを考えて行動することです。
実は、おもてなしには「目に見えるおもてなし」と「目に見えないおもてなし」があります。
では「目に見えるおもてなし」とはどんなことでしょうか。
たとえばお客さんに気持ちよく過ごしてもらえるようにきれいに掃除をしたり、お部屋にきれいな花を飾ったりすること。それは「目に見えるおもてなし」です。他にはおいしいお茶を出したり、おいしい料理を振る舞ったりすることも「目に見えるおもてなし」ですね。
では「目に見えないおもてなし」とはどんなことでしょう?
それは「心」です。わかりやすく言うと、それは「言葉遣いや態度」です。まずにっこり笑顔でお迎えする。そして気持ちのよいあいさつをすること。「おはようございます」「こんにちは」お正月なら「あけましておめでとうございます」お年玉をもらったら「ありがとうございます」お客さんが帰るときは「さようなら」気持ちのよいあいさつは相手の心を和ませます。
次に、きちんとしたきびきびした態度でお客さんと接すること。ふてくされたような態度やだらだらした態度はいけません。どんな態度や振る舞いをすれば相手が穏やかに過ごせるのか。それをよく考えて、来ていただいたお客さんに言葉や態度で気持ちよく過ごしてもらえるようにすること。それが「目に見えないおもてなし」です。
実はこの「目に見えないおもてなし」がとても大切なのです。これは、ふだんからそういうことを心がけていないとすぐにはできません。日頃から相手のことを考えて、挨拶やきびきびした態度がとれる人は、おもてなしも上手です。
みなさんはぜひそういう人になってください。」
最後に、みんなで校歌を歌いました。体育館の屋根が震えるほどの元気な声でした。