昨日から全校マラソン週間がはじまり、子ども達はとても元気にマラソンに参加しています。これは、マラソンの時間に見かけた、西山小学校のお友達の「ちょっといいはなし」です。

　走り出して１分ちょっと経った頃でしょうか。５年生のある男の子が疲れたのか、ペースが落ちて、みんなの集団から遅れてしまいました。よく見ると、同じ学年の男の子が、その子の隣でペースを合わせて走りながら背中を支え、励ましています。そのおかげで、その子はがんばり続けることができました。

　５・６くみの子どもが、マラソン週間がはじまったばかりでやり方がわからない様子でした。そんなときのことです。６年生の女の子達がさりげなく走る方向を教えたり、走り終わった後の集合場所を教えたりしていました。それも優しい言い方であったり、手をつないでいざなったり、自然なふるまいでした。そんな当たり前のように人を支える女の子達の姿に、本当に感心させられました。

　マラソンという５分ほどの短い時間ですが、その中でもみなさんは優しく温かい姿を見せてくれます。西山小学校の先生達は、そんなみなさんが自慢ですよ。