稲の花が開花しました
- 公開日
- 2021/08/06
- 更新日
- 2021/08/06
学校生活
5年生が食育の一つとして育てているバケツ稲は、太陽の日差しをたくさん浴び、順調に大きくなっています。じっと観察していると、稲穂が出て、花が咲いていました。
梅雨が終わり、非常に暑くなってくる頃を見計らって、茎の中からやがてお米になる幼い穂が出てきます(出穂しゅっすい)。出穂が起き始めて2〜3日で、穂の全体が姿を現すと、穂の先端からイネの花が咲き始めます。一粒一粒から雄しべが伸び、粒の中の雌しべが受粉すると、栄養をたっぶりと蓄えながら、お米になっていきます。稲は天気の良い日の午前中に花を咲かせます。開花時間は2時間程度と短く、よく観察しないと見逃してしまいます。貴重な時となりました。
稲には時間はないのに、暑さなどを感じてお米になるために開花するのですね。そのお米を食べる私たち。大切に食べたいと思います。