学校日記

学びの草花6 ヒメムカシヨモギ

公開日
2013/06/18
更新日
2013/06/18

学校の窓

 コンクリートのわずかな隙間から、生えてくる生命力。このたくましさには、驚愕する。 植物の名は、ヒメムカシヨモギ。よく似た植物にオオアレチノギクがある。葉のザラザラ感があり、薄いものがヒメムカシヨモギのようだ。学校内のいたるところで見受けられる。
 ヒメムカシヨモギは明治維新のころ渡来したので、“ご維新草”、“明治草”の別名がある。また、明治政府の重要な仕事であった鉄道敷設に伴って広がっていったので、“鉄道草”の名もある。和名はヒメ(小さい)ムカシヨモギの意で、頭花が小さいためで、草丈は高い。
 子どもたちにも、このようなたくましさを身につけさせていきたい。