学校日記

≪校長室の窓≫ 教師十戒

公開日
2013/04/09
更新日
2013/04/09

学校の窓

保護者の皆様へ

本日の職員会議で、職員に紹介した文を掲載します。

「教師十戒」  毛涯章平著 『肩車にのって』より

1 子どもをこばかにするな。
  教師は無意識のうちに子どもを目下の者と見てしまう。
  子どもは、一個の人格として対等である。

2 規則や権威で、子どもを四方から塞いでしまうな。
  必ず一方を開けてやれ。
  さもないと、子どもの心が窒息し、枯渇する。

3 近くに来て、自分を取り巻く子たちの、
その輪の外にいる子に目を向けてやれ。

4 ほめることばも、叱ることばも真の「愛語」であれ。
  愛語は、必ず子どもの心にしみる。
  ※「愛語」…相手の身を思いやって語ることば

5 暇をつくって、子どもと遊んでやれ。そこに、本当の子どもが見えてくる。

6 成果を急ぐな。裏切られても、なお信じて待て。教育は根くらべである。

7 教師の力以上には、子どもは伸びない。精進を怠るな。

8 教師は「清明」の心を失うな。
  ときには、ほっとする笑いと、安堵の気持ちをおこさせる心やりを忘れるな。
  不機嫌、無愛想は、子どもの心を暗くする。     
  ※「清明」…自然で明るく、ゆったりすること

9 子どもに、素直にあやまれる教師であれ。過ちはこちらにもある。

10 外傷は赤チンで治る。教師が与えた心の傷は、どうやって治すつもりか。


また、次の言葉も職員に紹介しました。

やってみせ、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ。

率先垂範(自分がすすんで手本を示す)の大切さ、
ほめることの大切さを説いた言葉です。


ご家庭の教育の参考にしていただければ幸甚です。  校長 堤 泰喜