学校日記

3学期始業式

公開日
2011/01/07
更新日
2011/01/07

今日の石尾台中

1月7日(金)、3学期の始業式を行いました。この冬一番の冷え込みで体育館も大変寒かったですが、落ち着いた雰囲気でスタートを切りました。
式の中で、校長先生から次のような話を聞きました。
 みなさんの表情を見ると、心地よく冬休みを過ごすことができたようです。昨年1年を振り返り、新たな気持ちで目標が立てられたでしょうか。3学期は大変短く、登校日を数えると、3年生は卒業式まで41日、1・2年生は修了式まで52日です。この短い学期の中で、1年間のまとめと新たな年度への準備をしていかなければいけません。
 3学期の始まりに、二つの動物の話をします。一つめは、「きな子」という犬のニュースです。きな子は、警察犬になるための訓練を受けている犬です。8歳のラブラドールレトリーバーで、人間に換算すると50歳という高齢です。障害物訓練で顔面から着地するなど、審査に6年連続で落ち続け、その姿が人気を集めた日本一有名な見習い警察犬です。そのきな子が、去年の12月に香川県警の審査に見事合格し、今月1月からは、事件捜査など念願だった警察犬として出動することになりました。目標を持たなければ努力もできません。また、努力は一見報われないようにみえますが、できると信じて努力を積み重ねることで必ず達成できるものです。二つめは、カモの話です。渡り鳥であるカモは北からやってきて、寒い冬を日本で過ごします。この冬休みに散歩で通る五条川という川にも、たくさんのカモが浮かんでいました。そのカモを毎日見ているうちに、あることに気づきました。当たり前と言われるかもしれませんが、流れのある川でのんびりと浮かんでいるように見えたカモは、実際には、流されないように水の中では一生懸命足をばたつかせていたのです。努力とは、伸びるためだけでなく、現状を維持するためにも費やされているのです。その努力によって今があるのです。
 3学期はとても短いですが、進路決定をする3年生はもちろんですが、新学年への助走を始める1・2年生にとっても、大変意味のある学期です。一日一日を大切に過ごしてください。

式の後、表彰を行いました。おめでとうございます。
○県下席上揮毫大会
 秀逸 1年 中田君
 佳作 3年 大政君   1年 木村さん
 入選 3年 山崎さん  2年 伊藤(亜)さん
○尾張教育研究会書写作品コンクール
 特選 10名
○中学生ウィンターカップソフトテニス大会
 3位 ソフトテニス女子Aチーム
○愛知県アンサンブルコンテスト東尾張地区大会
 銀賞  金管八重奏
      サクソフォン三重奏
      クラリネット五重奏

生徒指導の先生からは、年度初めに決めた『3つの目標(時間を守った行動・さわやかあいさつ・登下校のマナー)』を確認しながら、特に登下校時の自転車の乗り方について話を聞きました。3つの目標をはじめ、1年間のまとめとなる学期にしてください。