学校日記

≪校長室の窓≫ マーク・トゥエインから学ぶ

公開日
2014/02/16
更新日
2014/02/16

学校の窓

『トム・ソーヤーの冒険』の著者として知られる、
アメリカの小説家、マーク・トウェインの言葉をご紹介します。

「20年もたてば、
 したことよりも、しなかったことを
 嘆くようになる。」


私が小学生の頃、
大学生が、ずいぶん大人に見えました。
その大学生になると、
30代の人は、もうオジサンに、
そして30代の頃は、
50代なんて、もうお爺さんに思えたものでした。

その50代になって、
時とは、あっという間に経つのだということに気づきました。

教師生活の中で、よくトラブルや失敗に遭い、
夜も眠れないことがありました。

それは「後悔」の連続でした。
どうしたら転ばずに上手くゆくか、
ということばかり考えていました。
「したこと」の結果に嘆いていたのです。

ところが、その後、歳を重ねるにつれて、
心に変化が現れます。
今までに「しなかった」ことを思い出しては、
「後悔」するようになったのです。

気付いた時には、「しなかったこと」を「したくても」
体や心の力が衰えて、できないことが多くなっていたのでした。

石中生の皆さん。
今やれることに、積極果敢にチェレンジしましょう!

(写真はマーク・トゥエイン。ウィキペディアより。)