≪校長室の窓≫ 宮本武蔵から学ぶ
- 公開日
- 2014/02/03
- 更新日
- 2014/02/03
学校の窓
剣豪・宮本武蔵の言葉をご紹介します。
「見るべからず、観るべし」
辞典で調べると、「観る」は観光などで景色を観るとか、
映画を観る、絵画を観るときなどに使います。
宮本武蔵に訊いたわけではありませんが、
観るとは、
「じっと目を凝らして、よく物事の本質を見なさい」
という意味だと、私は解釈しています。
以前に、少年自然の家で、バードウォッチングをしたことがあります。
それ以来、
それまで自分が全く気に留めていなかった鳥が見えるようになりました。
いつも何気なく歩いている道にも、たくさんの鳥がいます。
椿の咲く生垣のある家には、メジロがやってきます。
鳴き声にふと見上げると、電線にシジュウカラが。
以前から、そこに居たけれども気付かなかっただけなのです。
「観る」とは「気付き」の入り口ではないかと思います。
これからも、生徒の「良さ」や教職員の「良さ」を、
観ていきたいと思っています。
(写真は宮本武蔵 Yahoo!画像より)