元プロ野球の選手の新庄（しんじょう）剛志選手が、
大リーグ３年目で、メッツに在籍いていた時のお話です。

打率が下がり、足の故障もあり、マイナー３Ａへ落とされます。
それまで周りにいた日本の報道陣の姿も消えゆきました。

そんな傷心の中で、アメリカで知った言葉に支えられたというのです。
それが「ＧＯＯＤ　ＬＵＣＫ！」（幸運を祈る）です。

日本人は、みんなすぐに「頑張れ」と言います。
「あなたに言われなくても、オレ頑張っているよ。」
と何度も思ったそうです。
「これ以上、どう頑張ればいいの」と。

「こっちの人は、ＧＯＯＤ　ＬＵＣＫ！
　いいでしょう、この響き。
　あなたが頑張ってきたことはわかっている。
　あとは幸運を祈っていますよ、
　という優しさを感じるんです。」
と新庄氏は言っています。

（写真は新庄氏　Ｙａｈｏｏ！画像より）