≪校長室の窓≫ 午(うま)年に考える
- 公開日
- 2014/01/06
- 更新日
- 2014/01/06
学校の窓
「官公庁仕事始め」の今日、
今年の干支(えと)である午(うま)の置き物を、校長室に飾りました。
午は、古くから「神の乗り物」として、神聖化されてきました。
「瓢箪(しょうたん)から駒(こま)が出る(思いがけない幸運)」
という諺があるように、午は、大変身近なものとして、
人々に親しまれてきました。
しかし、今日の朝日新聞「天声人語」に、こんな文章が載っていました。
<以下引用>
干支にちなんで、今年は「駆ける」だろうか。
新たな年、馬の威勢にあやかりたい人は多かろう。
ただし、注意もいる。
威勢は、往々、虚勢になりがちだ。
「吾々(われわれ)は、とかく馬になりたがるが、
牛には、なかなかなり切きれないです。」
と、夏目漱石は、芥川龍之介らへの手紙に書いた。
あせってはいけない。根気が大事と。
才ある門弟たちを励ましたのだった。
<引用終わり>
石中生の皆さんへ
焦らず、根気強く、一歩ずつ力強く、歩んでいきましょう!