学校日記

≪校長室の窓≫  高田好胤氏から学ぶ

公開日
2014/01/03
更新日
2014/01/03

学校の窓


今日は、元薬師寺時管主で、多くの人々に呼びかけて、
金堂や西塔を復興させたお坊さん、高田好胤(たかだこういん)氏の
言葉をご紹介します。

水を飲んで
蛇はそれを毒にし、
牛はそれを乳にする。


高田好胤氏の説法(せっぽう)は、
人の心に深く沁みることで知られていました。

上の言葉には、続きがあります。

花を見る心があれば花はどこにもあるし、
教えを得たいという気持ちがあれば、教えはどこにでもあるのです。
教えを聞いて、つまらないと思うのは、
そうとしか思えない心の容積しか持ち合わせていないからです。
冒頭の教えですが、
毒にするか乳にするかは、
人それぞれの心のあり方によって決まってきます。

石中生の皆さんへ
お互いに、「心の容積」を、大きくしたいものですね。
また、同じことでも、「より良い方」へと向かっていきたいものですね。

(写真左は高田氏 右は薬師寺 ウィキペディアより)