≪校長室の窓≫ 感謝をかみしめ いただきます
- 公開日
- 2013/09/22
- 更新日
- 2013/09/22
学校の窓
石中生の皆さんへ
中日新聞(本日)の朝刊の『ヤングアイズ』に、
中学生(14歳)の作文が載っていましたので、紹介します。
「いただきます。」
食事はこの言葉から始まります。
私は今まで、この言葉を何げなく使っていました。
テレビでイヌイットの生活を見ました。
自分でアザラシを撃って、
自分でさばいて食べていました。
さっきまで生きていたアザラシが
血だらけになって食べられるのはかわいそうだと思ったけれど、
食べるということはこういうことなのだなと思いました。
私は、豚や牛、魚や鶏など動物の肉を何も考えずに食べていました。
でも、どれも命をもっていて、その命をいただいているのです。
私は今まで、そんな当たり前のことを忘れていました。
テレビを見てから、
それらの動物に感謝の気持ちをもつようになりました。
私は、毎日給食を食べていますが、
栄養士さんが、
「カロリーや栄養を考えて毎回献立を作っている」と言っていました。
家でも私たち家族のために、いつもお母さんがご飯をつくってくれます。
いろいろな人の思いや生き物の命など、たくさんのことが詰まっています。
「いただきます」。
きょうも私はおいしく食事をします。
皆さんも「いただきます」の意味をもう一度考えてみませんか。