≪校長室の窓≫ 教師十戒
- 公開日
- 2013/09/03
- 更新日
- 2013/09/03
学校の窓
保護者の皆様へ
昨日は、職員心得「10の約束」を、ご紹介しました。
実は、これとは別に、本校職員全員が、
昨年度からいつも大切にしている「教師十戒」もあります。
それは、毛涯章平氏の言葉です。
本日、その「教師十戒」も、全職員で確認しました。
ご紹介させていただきます。
「教師十戒」 毛涯章平著 『肩車にのって』より
1 子どもをこばかにするな。
教師は無意識のうちに子どもを目下の者と見てしまう。
子どもは、一個の人格として対等である。
2 規則や権威で、子どもを四方から塞いでしまうな。
必ず一方を開けてやれ。
さもないと、子どもの心が窒息し、枯渇する。
3 近くに来て、自分を取り巻く子たちの、
その輪の外にいる子に目を向けてやれ。
4 ほめることばも、叱ることばも真の「愛語」であれ。
愛語は、必ず子どもの心にしみる。
※「愛語」…相手の身を思いやって語ることば
5 暇をつくって、子どもと遊んでやれ。
そこに、本当の子どもが見えてくる。
6 成果を急ぐな。裏切られても、なお信じて待て。
教育は根くらべである。
7 教師の力以上には、子どもは伸びない。精進を怠るな。
8 教師は「清明」の心を失うな。
ときには、ほっとする笑いと、
安堵の気持ちをおこさせる心やりを忘れるな。
不機嫌、無愛想は、子どもの心を暗くする。
※「清明」…自然で明るく、ゆったりすること
9 子どもに、素直にあやまれる教師であれ。過ちはこちらにもある。
10 外傷は赤チンで治る。教師が与えた心の傷は、どうやって治すつもりか。
以上です。
2学期も、全職員が、この「教師十戒」を心に刻み、
石中の教育活動に邁進してまいります。
校長 堤 泰喜