≪校長室の窓≫ 大人の感情コントロール
- 公開日
- 2013/08/23
- 更新日
- 2013/08/23
学校の窓
保護者の皆様へ
親野智可等(おやのちから)氏の著書『親力365』の中から、
「第5弾」をご紹介します。
今回のテーマは、「大人の感情コントロール」です。
ご家庭での子育ての参考にしていただければ幸いです。
○ 「感情的に叱る」とは、大人がストレス解消のために、
感情を爆発させることに過ぎない
○ 感情のコントロールは、親の最大の課題
○ 親自身がストレスを発散し、
精神の健康と安定に努めることが大事
○ 「本当の厳しさ」とは、
「一貫性と継続性」「尊厳」「愛情」の3つがあること
○ 心のつながりがなければ、きびしく叱っても効果なし
○ 親が宅配便配達の人に「ありがとう」という家なら、子どももそうなる
○ 「本当の厳しさ」とは、ルールを明確にし、確実に実行すること
○ 「本当の厳しさ」なら、子どもは納得する
○ 「厳しさ」とは、感情的に叱ることや、理不尽な罰を与えることではない
○ 感情的になって怒ると、威厳をなくす。
○ イライラしたり、カッとなる親は、子どもに尊敬されない
○ 子どもに尊敬されない親は、子どもを心から従わせることはできない
○ 子どもは、私たちの隠された人間性を映し出す「鏡」
○ 自分から悩みや失敗をどんどん話せば、
相手は、親しみを持ってくれる。(自己開示)
○ 自己開示で、子育ての助っ人を探そう
○ マイナス思考と感情的対応は、絶対に直せる
○ 1回たたくだけでも「虐待」
○ 自分の思考や感情に気づくと、思考や感情にのみ込まれなくなる
○ 機嫌が悪いとき、忙しいとき、ストレスがあるときも、
子どもの人格を尊重して、丁寧に接する。
○ 感情的な大人には、子どもは尊敬の念を抱かない
○ 我が子を表面しか知らない人が何か言っても、気にしない
○ 相手を褒めることで人間関係をつくり、子育ての助っ人を増やそう
○ おじいさんやおばあさんも、褒めてあげよう
○ 周りとの良い人間関係は、子育てにとって不可欠
○ たたいて育てれば、たたく子になる
○ たたかれて育っている子は、友達をたたくようになる
○ 児童虐待とは、親から受けたトラウマが、
自分が親になったとき、顔を出すこと
○ たたかれて育つと、人を愛することができにくくなる
◎ 名前をつけたときの気持ちを思い出そう
○ 母親が子育てや教育を引き受け過ぎると、ゆとりがなくなる
(父親との役割分担)