≪校長室の窓≫ 十代の子どもに接する十カ条
- 公開日
- 2013/08/19
- 更新日
- 2013/08/19
学校の窓
保護者の皆様へ
精神科医でスクールカウンセラーの明橋大二先生が書かれた
『見逃さないで!子どもの心のSOS 〜思春期に がんばってる子〜』
を読んでいましたら、「十代の子どもに接する十カ条」が載っていましたので、
ご紹介いたします。子育ての参考にしていただけたら、幸いです。
1 子どもを大人の力で変えようという思いは捨てて、肩の力を抜こう。
2 「どうして○○しないのか」という子どもへの不平不満を捨てよう。
3 今、現にある子どものよさ、子どもなりのがんばりを認めよう。
4 子どもへの、指示、命令、干渉をやめよう。
5 子どもから、話をしてきた時は、忙しくても、しっかり聴こう。
6 子どもとの約束は守ろう。
7 子どもに本当に悪いことをした時は、素直に謝ろう。
8 威嚇や暴言、体罰で、子どもを動かそうという思いを捨てよう。
9 本当に心配なことは、きちんと向き合って、しっかり注意しよう。
10 子どもに、なるべく、「ありがとう」と言おう。
いかがでしょうか。
特に1番目の「肩の力を抜く」は、大切だと思います。
親が「肩の力を抜く」と、親が「楽に」なります。
親が楽になると、子どもも「楽に」なります。
また、9番目もとても大切だと思います。
「きちんと心をこめて叱る」ことで、
親の「愛情」を、子どもは肌で感じると思います。
校長 堤 泰喜